きらめく!UIターンナビゲーター

のびのびと仕事ができ充実した暮らしも楽しめる島根暮らしを自分らしいスタイルで。


デンマークから松江市へIターン 山本ソレンセン・トアさん(38歳)

PROFILE
 1974年デンマーク生まれ。株式会社ネットワーク応用通信研究所研究員。コペンハーゲン大学在学中の21歳のとき初来日。京都を中心に日本各地を旅行し島根へも来県。26歳で留学生として再来日。雲南市の国際交流イベントに参加し、ボランティアスタッフの貴子さんと知り合い、2010年に結婚。趣味はジャズ、クラシック鑑賞。

 
ソレンセンさんのきらめく瞬間

 家族で島根の良い景色を見て歩くのがソレンセンさんのきらめく瞬間。昨年の秋には出雲市の鰐淵寺を訪れ、その紅葉の素晴らしさに驚いたという。

 コペンハーゲン大学アジア学部で日本語を学び、引き続きIT関係のマスタープログラムを学んだソレンセンさんは現在、松江市にあるIT企業でSEとして働いている。
 留学生として来日していた26歳のとき、雲南市での国際交流イベントに参加し、そこでボランティアスタッフとして参加していた女性と知り合った。のちに結婚する貴子さんであり、その出会いが移住のきっかけとなる。
 「初めはあまりピンときませんでしたが、付き合ううちに少しずつ彼女のいいところが見えてきました。島根の印象と同じですね」と思い出しながら語ってくれた。ソレンセンさんがデンマークに帰ってからも、二人の交際は続いた。デンマークと島根を行き来するうちに島根の美しい自然や景色、田舎らしい良さがあるところ、人々の親切さに心惹かれ、ソレンセンさんはいつか島根で暮らしたいと思うようになっていった。
 「しかし島根で暮らせるか最初は悩みました。外国人としては都会で暮らしたほうが何かと便利です。それから移住するための様々な手続きも大変だったので、どうしようかと思っていたのですが、妻から島根に来るなら全力でサポートすると言われ決意しました」
 その後、35歳の時に松江市に移住した。
 島根での暮らしは想像通り快適で「いい暮らしを楽しんでいます」とソレンセンさんはいう。

仕事と暮らしの良いバランスが島根にはある

 「都会と比べて新しい知り合いが作りやすいので寂しくはないし、松江市には暮らしに必要な最低限のものはありますからそんなに不便は感じません。会社も出勤時間など個々の裁量で決められるので満足しています。都会では高い給料がもらえますがストレスが多い。島根では多少給料は安いかもしれませんが充実した暮らしができます。仕事と暮らしの良いバランスが島根にはあると思います」
 休みの日などは島根のあちこちによく出かけるという。美しい風景を楽しむ他にもいろいろと発見があるようだ。
 「島根にはカフェや雑貨店などきれいな店があちこちにありますね。おしゃれな店は都会だけだと思っていましたが、こちらにも多くてびっくりしました。それから山の奥にある宝のようなところ、吉田町や石見銀山、山王寺の棚田など素晴らしい。私の夢はそういう風景の中で仕事をしながら暮らすことです」という。
 もうすぐ松江市から雲南市へ引っ越すというソレンセンさん。妻の実家である神社での新しい暮らしが始まる。デンマークに暮らす父は自分でものを作ったり、家の手入れをしたり、パンを焼いたりしていた。 「自分も父のような暮らしをしたい」というソレンセンさんの田舎暮らしの夢は大きく広がっている。