コールセンターの業務改善のために尽力する小川さん。

懐かしの地元に戻り仕事も家庭も充実

「長男が家を継ぐ」という暗黙の田舎ルールを耳にすることがある。広島から地元の江津市にUターンした小川亮さんも「いずれは地元へ」と思っていた長男の一人である。40歳の節目を見据えUターンを考え、まず定住財団に相談。しまねUIターンポータルサイト「くらしまねっと」に登録して仕事を探した。江津市で化粧品の製造販売を行っているドクターリセラがコールセンターの事業拡大を行うタイミングと、小川さんが前職で培ったWEBシステムのスキルが重なり即採用となった。

「WEBシステムの向上は業務改善にもつながります。やりがいを持って楽しく仕事をしています」と話す小川さん。働き方も変わり休日もしっかり取れることから、妻と子どもと過ごす時間が増え、親孝行もできる距離で暮らしている。

家族で過ごす時間がふえた小川さん。子どもの七五三のために近所の神社で参拝。

総合病院や小児科を調べよう

急病になったら隣の浜田市にある総合病院へ行かなければなりません。事前に病院場所をチェックすること。

町の地域色を見極める

海辺の波子という地域に住んでいます。Uターンの方が多く、境遇が一緒なので打ち解けやすく、暮らしやすいです。

小川 亮さんのPROFILE

江津市で生まれ育つ。広島の大学へ進学し、卒業後に通信販売のWEBシステムを扱うIT企業に就職。1年前に地元へUターン。ドクターリセラ(株)でコールセンターのWEBシステムの管理・改善業務を行う。

しまねUIターンポータルサイト「くらしまねっと」に登録し、
無料職業紹介スタッフから求人情報を得る。
企業面接時には片道分の交通費の助成も受けた。
くらしまねっと内「島根のしごとを探す」へ

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