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15年くらい前から、退職後は田舎で生活したいと考えていました。妻は田舎暮らしそのもの(コメ作りや野菜の栽培、かまどを使った
煮炊の生活等々)に、私 は若い頃から憧れて来た晴耕雨読と薪風呂の生活の出来る田舎にと…、「田舎暮らし」という生活スタイルに、夫婦の夢の合致する点がありました。それ以来、 中国地方から九州まで、賃貸物件や売り出し物件を、相当数現地に実際に赴いて、見てきました。そして、一度は九州に土地を買って将来の夢に向けて進んでお りましたが、諸事情があり、やむを得ずその場所での
田舎暮らしを断念いたしました。
その後、私は少し体調を崩して気分的に落ち込み、妻は精神的に 不愉快な思いをしていたため、二人とも一時は田舎暮らしそのものを諦めていました。しかし妻はやはり田舎暮らしの夢をあきらめきれず、たまたまインター ネットのホームページで見た津和野の空き家住宅情報を見て、比較的近い事もあり、二人で見学に出掛けました。そこで出会ったのが、地元建設会社の社長で、 「しまね住宅相談員」の長嶺近人さんでした。長嶺さんは私ども夫婦の希望する場所と住まいについて熱心に聞いてくださいまして、現在の場所を案内していただき、その日のうちに所有者も紹介していただきました。
※ しまね住宅相談員 長嶺(ながみね)さんのインタビュー記事もあります ⇒ こちら
私の夢の一つは、自分で木を伐り出し、その木で薪を作り、その薪で風呂を沸かしながら、その焚き口で本を読み、時々は缶ビール
を飲みながら火の番をする… といったスローな時間の過ごしかたです。
妻 の夢は、米を作り、野菜を育て、かまどで煮炊きをする… 自然を相手にすることの大変さと同時に、その豊かさを四季折々に肌で
感じる生活をしたい、また妻自 身が幼い頃体験した囲炉裏辺での家族の語らいが懐かしく、囲炉裏のある古民家に住みたい、といった希望をもっていましたが思うような物件がなく、それなら ばと山や農地を買い、ささやかながら山小舎を建てようと決心したわけです。
農地法や、農地から宅地への転用、その他いろいろの問題が発生しましたが、それ らの一つ一つに、相談員である長嶺さんが相談
に乗ってくれ、私どもサイドにたって交渉していただきました。現在特別に抱えている問題はありませんが、いつ でも快く相談に乗っていただけるという安心感があり、とても頼りにしています。

妻も私もまだ山口県で仕事をしているので、週末や祭日を利用してこちらでの生活を行っています。場合によっては日帰りのケースも
ありますが、いずれにして も可能な限り行く努力をしています。近い将来、こちらに定住して地域の方々とお互いの価値観の共有できる点を見出したり、作っていくためにも、徐々に地域 の方々との付き合いを徐々に深めていきたいと考えています。
この地区にIターンされているのは私どもを含めて4組だそうです。それぞれに夢や考え 方が微妙に違っていると思われます。しかし
この地に定住しようと決心した共通のきっかけとしては、やはり相談員である長嶺さんの熱意があったことを第一に あげねばなりません。それほど長嶺さんのような熱意のある方がいらっしゃるか否かは、Iターンしようとしている者にとっては、非常に大きな判断材料といっ ても過言ではありません。
また、この地区にもっと活気を持たせる という課題は、実際問題としては非常に難しい事だとも感じています。UIターン者を増加させていくという点でいうならば、行政も住民も一緒になって、どう したら彼らを引き寄せる魅力は何かを考え、希望者のニーズをキメ細かく把握して、少しずつ具体的にしかも独自の施策を検討していくほかないのではと考えています。

津和野町の詳しい情報は ⇒ コチラ!