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23歳の頃、熊本県の田舎で3カ月間外国人と日本人がともに暮らし、環境保護や地域のお祭りへの参加・農作業の手伝いなどを
行うワークキャンプに参加しました。“田舎で暮らす”ということを意識し始めました。
社会に出てから「働くって何だろう?お金を稼ぐって何だろう?」とずっと考えていたのですが、次第に “納得できるお金の使い方や
価値” を見出したいと思うようになりました。
物や情報があふれている都会ではなくて、今まで支えていてくれたものや、自分が持っていた常識を取っ払って、田舎で等身大の
生き方を試してみたくなりました。
2011年の2月に、友人のすすめで農林水産省が行っている「田舎で働き隊!」事業に参加しました。この事業は、農山村に滞在
しながらその地の生業を体験し、「人材が必要な地域」と「都会で培ったスキルを発揮したい人」とをつなげるプロジェクトです。
正直言うと、この時は実際に田舎で働こうなんて、それほど強く思っていませんでした(笑)ただ、田舎でのんびりリフレッシュできたら
いいなぁという気持ちでした。
この時の行程では、1ヵ月間島根県内各地(3市町)に1週間ずつ滞在し、川本町では農作業やタイヤのチェーン付け、味噌作りなど
を体験しました。住んでいる方とお話をしながら、色々な体験をしてみて、観光では味わうことのない“島根”を感じました。その中でも、川本町を気に入り、住んでみようと決意しました。
ちょうどその頃、川本町で「地域おこし協力隊」の募集があり、チャレンジしてみようと思い立ち応募しました。2011年4月から川本町に移住し、現在は川本町役場に勤務しています。
川本町を選んだ理由は、まず、川本町定住支援コーディネーターの東海林さんをはじめ、川本の方々が親身になって話を聞いてくれ
たから。1人で移住する際には、やはり頼れる人がいた方が安心できます。それから、川本町は「音楽の町」として栄えてきましたが、
最近では元気がなくなりつつある。
自分の好きな音楽で、町を盛り上げることができたらいいなぁ…って思いました。ここ(川本町)では、魅力的な人々と営みがあり、これからの田舎の可能性を秘めている感じがしたんです。
仕事の内容をひとことで言うと…「地域のお助け隊」です。地域の人々の“孫の手”みたいな存在!
主な仕事内容は…
川本町にある野外音楽堂で、音楽を通じて島根や東北、また日本全体を元気にしようと、島根や広島のアマチュアバンドやプロミュージシャンを集め、音楽フェスティバルを企画・開催しました。
高校生と地域の方に、各産業の職業体験やふるさと学などを通し、互いに交流を深めていける場を提供したいと思っています。
過疎が進んでいる中山間地域の高校生たちには、大人が手を貸してあげる必要があると思います。磨けば光るような良い人材がたくさんいるで、あとは周りの大人たちが環境を整えてあげることが大事。
この子たちの故郷がなくなってしまうかもしれないという危機感を、何とか「希望」に変えたいですね。
・自然が豊か。
・ごちゃごちゃしていない。
・野菜、お米がおいしい。
・野菜も採りたてをおすそわけしてもらえることがある、人々の豊かさ優しさ、ありがたいです。
・四季を感じて暮らせる。
・川本町は良い意味で「手のひらサイズ」なんです。私は中心地の近くに住んでいるので、職場もスーパーも、郵便局もすべて徒歩
圏内!
・前から聞いていた通りだったのですが、車を持っていないと移動するのが厳しいです。
・本やCDを売っている店がない(少ない)ので、社会の情報が収集しにくい。
・思ったより、寒いです。
・地元の方は、仕事でも、地域の活動でも役割があること。1人何役も受け持っています。例えば、自治会の役や、神楽の役など。あと、お祭りの時には、焼きそばを焼いたり、ステージを組み立てたりと、何でも、自分たちでやってしまう。「この人は、こんなこともできるの?!」ということが多いです。(笑)みんなで支え合っている暮らしの豊かさを感じます。
・神楽が日常に溶け込んでいること。神楽といえば、「伝統芸能」というかたいイメージがしますが、ここでは地域の人の生活の一部と言っても良いくらい。仕事を終え、夜に練習や演目をされるのですが、みなさん、神楽が始まれば自然に体が動いているんです。もう、体に染み込んでいるんでしょうね。あと、小さい子供も「神楽ごっこ」をしているんですよ!驚きました。
地域“縁側”になりたいです。誰でも気軽に来れるようなほっこりする場所を創りたいですね。
あとは、孫のいるおばあちゃんになりたい。日本に住んでいて良かったと思ってもらえるように、暮らしを伝えていきたいです。
「人に良く見られたい」とか「アレコレ欲しい」という欲をなくして、思いやりを持った素直さがあるといちばん良いと思います。
私自身も、今まで都会に住んでいて、いかに欲や情報に溢れた環境で暮らしていたかがよくわかりました。自分の暮らしを見つめたい人には、田舎暮らしは持ってこいだと思います。
そして、自分のいちばん大切なものは何かを探すには、田舎がいいのかもしれません。

同じ20代女性からの質問をピックアップしてみました!
もともと服もシンプルなデザインを好んでいて頻繁に買わないですが、広島に行くことが多いです。
2ヵ月に1回くらいの割合で、友達の車に乗せてもらっています。
あとは、インターネットで購入することもあります。
半分以上は仕事を通じて知り合いました。私の場合は、仕事内容に含まれてしまいますが、お祭りなどの自治会や地域活動に積極的に参加することが大切だと思います。
あとは、最初にご近所にご挨拶と自分から出掛けることと、自分から話しかけること。
いただきものをする時には、遠慮しないことと、なるべく断らないこと。
また、その時に調理方法や日持ちする方法などを質問するなど、コミュニケーションを大事にしています。
方言は大丈夫でした。
ちなみに・・・好きな方言は
・やれん(困る。参ったなぁ。)
例:仕事が終わらなくて参った。→仕事が終わらなくてやれん。
・よばれる(主に食事に招かれる、戴く)
例:せっかくだから食べていきなさい。→せっかくだからよばれんさい。
・しわい(疲れるなぁ・大変)
例:マラソン大会で疲れた。→マラソン大会でしわかった。