きらめく!しまね暮らしの中できらめく瞬間

子どもたちには元気と優しさを身につけて将来、大きな世界へと羽ばたいてほしい。その思いをかなえようと島根に来ました。

西尾賢さん(36歳) 由紀さん(34歳) 青陽さん(9歳) 心音さん(7歳)


現在の住まい 大田市大森町
現在の仕事
賢さん…介護士
由紀さん…会社員

 1年間インドを放浪旅行したあと立ち寄ったタイで、旅行中だった由紀さんと知り合った賢さん。
 意気投合して交際が続き、その4年後に2人は結婚。大阪での生活を経て、一昨年の9月、島根にIターンした。現在は石見銀山世界遺産地区に家を借りて2人の子どもたちと一緒に暮らしている。Iターンを決めた理由、島根での子育ての様子について話を聞いた。

 都会では小さい2人の子が安心して遊べる場所も少なく、賢さん自身もぜんそく気味だったため、生活環境を変えたいという思いが強かった。しかし賢さんが地方にIターンして暮らしたいと言ったとき、由紀さんから「住むところは?仕事は?」と聞かれても賢さんにはあてもなかった。
 それでも、住む場所はどこがいいかと考え、情報収集し、大田市へたどりつく。ネットで物件を探しすぐに見に行ったが、希望の物件は思ったよりも修繕費がかかるため断念。購入せず賃貸でもと思い、引き続き仲介の工務店に探してもらい、運良く今の家を紹介された。
 「ここが世界遺産ということをその時初めて知りました」と賢さん。物件の条件も良く、住むことに決めた後に取りかかったのは仕事探し。ハローワークを通じてすぐに地元森林組合に臨時職として勤めることができた。現在は介護の仕事に就いている。
 「子どもには、小さいときは自然に触れていろんな遊びを体験してほしいという気持ちがありました。私自身も都会の人ごみに少し疲れたところがあって、このまま人生を終えるのはもったいない」と思ったのがIターンへと結びついたと由紀さんは言う。

いっぱい遊んで人一倍元気に育って将来のための力を島根でためてほしい

■島根での子育てはいかがですか?

賢さん—子どもの通っている小学校は生徒数が少なくて、同級生はそれぞれ4人だけ。これにはびっくりしましたが、どこで一生の友達と出会えるかもわからないし、人数が多ければいいというのでもないですよね。
由紀さん—出会う人みんな優しい人ばかりで、私たちは人に恵まれているんだと思います。この地域の子どもたちは礼儀正しく敬語もしっかり使えるし、学年を超えてみんな仲良く遊んでいるのを見ると、ここに来て良かったなと思います。
賢さん—外で走り回るようになって長男はたくましくなりました。一輪車でかなり遠くまで行きますよ。
由紀さん—大阪ではお絵かきとかカードゲームばかりやっていたのに、びっくりです。子どもの遊びって環境によって全然変わるんだと実感しています。
賢さん—子どもたちには将来広い世界で活躍してほしいし、海外にも目を向けてもらいたい。いっぱい遊んで人一倍元気に育って、将来への力を島根でためてほしいと思っています。

■移住を考えている方へのアドバイスは?

賢さん—島根にはIターンしようとしている方の思い描いているもの、自然やいい空気、星空、山や海などすべてあります。家賃は安いですが、冬はけっこう寒いので光熱費が都会よりかかりますね。
由紀さん—人付き合いも、もともと大阪が濃いところだったので、そんなに気にはなりません。むしろ近所の方の気遣いや親切に感謝してますね。また積極的に町内の集まりや地区の交流センターの行事などに参加するようにしています。子どもを通してのつながりも増えてみんな顔見知りになりました。

体育と図工が好きという心音ちゃん。青陽くんはスポーツが得意。図工の作品や表彰状もたくさん部屋の壁に貼ってある。

賢さんのきらめく瞬間

島根に来てから家族で過ごす時間が増えました。

 青陽くん、心音ちゃんと一緒に外遊びを楽しめるのが島根に住んで良かったとつくずく思う瞬間。大阪で青陽くんが家の近くで交通事故にあったこともあり、とにかく子どもたちが安心してのびのび遊べる環境を親が与えなければとの思いを実現させた賢さん。雪が降れば雪だるまや滑り台をつくり、天気が良ければ海に釣りに行く。庭でのバーベキューも家族の楽しみだ。自然は何でも最高の遊び道具ですと賢さんは笑った。

暮らし拝見!

●西尾さんの1日

 

●西尾さんの休日の過ごし方

 大森地区は日常の買い物が不便なので、休みの日は車で30分ほどのショッピングセンターなどへ買い出しに。あとは家族で釣りやバーベキューなど自然を満喫する休日を過ごす。

●西尾さんの暮らすまち

 島根県のほぼ中央に位置する市で、山林と風光明媚な海岸を合わせ持っています。出雲地域と石見地域の文化の中継点として、世界遺産となった石見銀山を中心に古くから発展し、江戸時代には日本経済にも影響を与えました。

石見銀山


 1526年発見以来、400年にわたり採掘されてきた日本随一の鉱山遺跡。最盛期には世界の銀の3分の1を占めたといわれる日本銀の大半が、石見銀山から産出されたという。また石見銀山遺跡とその周辺では、鉱山開発にあたり自然に配慮した運営が行われていた点が高く評価され、2007年7月ユネスコの世界遺産に登録された。

国立公園三瓶山


 島根のほぼ真ん中にそびえ立つ三瓶山は、室の内と呼ばれる低地を囲み、主峰の男三瓶に寄り添うように女三瓶、子三瓶、孫三瓶を主として計6つの峰が環状に連なっている。三瓶山一帯には4つの主なエリアがあり、それぞれの山を巡る多彩な登山ルートや紅葉狩り、アウトドアスポーツ、温泉など特長を生かした四季折々の自然を、様々な形で堪能できる。

大田市暮らしの応援情報

大田市定住支援

大田市無料職業紹介所

 大田市内で就職を希望されるUIターン希望者等と市内事業者等との求職・求人のマッチングを図ります。
お問い合わせ 産業企画課 TEL0854-82-1600


空き家バンク制度

 大田市内にある空き家情報等を収集し、大田市定住サイト「どがどが」に掲載しています。あわせて「おおだ定住支援センター(まちづくり推進課内)」で空き家紹介も行っています。
大田市定住サイト「どがどが」http://www.teiju-ohda.jp/


定住奨励事業

UIターンで大田市に定住される方が、住宅を建築、中古住宅を購入または賃貸住宅へ入居される場合助成を行います。
※助成対象者については、大田市のHPをご覧ください。

  • 助成額
     新築・中古住宅の取得による場合‥新築費用もしくは中古住宅購入費用の10%と20万円を比較して低い額
     賃貸住宅への入居による場合‥家賃の3カ月分と10万円を比較して低い額
     18歳以下の子ども一人につき2万5千円を加算します。
     基本金額と加算額の合計 は25万円(賃貸の場合は15 万円)を上限とします。
     平成25年度は事業を拡充 して継続していく予定です。
充実した保育サービス

 延長保育、休日保育、一時保育、病児保育(自園型)などを実施しています。
 実施保育所(園)については、大田市のH Pをご覧ください。

第3子以降保育料の減免

 18歳未満の児童が3人以上いる世帯について、第3子以降3歳未満の保育料を全額補助します。

問合せ先おおだ定住支援センター
【事務局】大田市総務部まちづくり推進課内
〒694-0064 島根県大田市大田町大田口111
TEL0854-82-1600(代表)FAX0854-82-5885
大田市 http://www.city.ohda.lg.jp/