BeanS vol.55

しまねUIターン情報誌

背中を押してくれたもの 「住まい編」

背中を押してくれたもの粘り強く探して出合えた
理想の「自給自足」に近づく
築120年の古民家

 海藤晃弘さん、由美子さんが探し続けていた理想の住まいは、飯南町で見つかった。井戸水があり、田んぼや畑、蔵も付いた歴史ある古民家。庭には、柿をはじめとした果樹や樹木が植えてあり、四季の移ろいを感じることができる。野菜を育てるほか、味噌や梅干しも自家製という本格派だ。
 この冬には、念願の薪ストーブを設置した。仲間と雨漏りを直したり、内装を整えながら将来の夢である古民家カフェと自給自足に、一歩ずつ近づいている。
 「大変だけど、楽しいですね」。由美子さんと顔を見合わせた。

背中を押してくれたもの 「住まい編」

海藤晃弘さん
栃木県から飯南町にIターン
現在の仕事/ヒーリング整体師

海藤さんプロフィール
40歳。千葉県柏市出身。大手チェーン店などの勤務を経て整体師に。2011年、島根県に移住。妻・由美子さん、悠太くんと3人暮らし。

Iターンまでの道のりは?

 栃木県で整体師として開業していましたが、2011年3月の福島第一原発の事故を機にすぐ避難し、移住する先を調べました。島根に来たことはありませんでしたが、地震、台風の少なさや「神在月」に惹かれて直感で決めました。まず空き家バンクで大田市池田地区の家を知り、知人の紹介で近くのラムネ温泉での整体院開業の許可を得たこともあり、7月に移住しました。
 ご近所とも親しくなり、気に入っていたのですが、やはり持ち家がほしくてずっと探していたところ、たまたま知人から現在の自宅を取り壊すことを聞き、所有者に交渉。OKをもらいました。購入金額の利子分を補助する町の支援制度を使いました。

Iターンの悩みや課題と、その解決方法は?

ストーリー

 まったく初めての土地で、最初は知人もおらずわからないことも多かったのですが、イベントに出たり交流会に顔を出したりして、人脈づくりに心を砕きました。自治会にも入会し、草刈りや体育祭にも参加しています。とにかく動くこと、行動が大切だと思います。

家計簿

これからの目標は?

 仕事のペースを落として野菜がちゃんと作れるようになりたい。自宅の大きさを生かして、子育てが落ち着いたらカフェを開きたいねと妻と話しています。

  • 背中を押してくれたもの 「住まい編」
    自宅の脚津を改装し、癒やしの空間で開業。
  • 背中を押してくれたもの 「住まい編」
    自宅の敷地で無農薬野菜づくり。
  • 背中を押してくれたもの 「住まい編」
    広い部屋で子どもとゆったりと過ごす大切な時間。
  • 背中を押してくれたもの 「住まい編」
    リフォームしたダイニングとキッチン。
背中を押してくれたもの 「住まい編」
自宅裏の貯蔵庫には自家製の漬け物や梅干しが並ぶ。自然の野菜や素材を使った由美子さん手づくりのお菓子は、悠太くんも大好き。

UIターンを考えている方へ
応援メッセージ

 覚悟があればどこでも住めるし、いつからでも田舎暮らしはできます。仕事を真面目にしていると、周りから声がかかるようになるので大丈夫ですよ。

飯南町「住まい」の応援情報

●住宅整備助成金(海藤さんが活用したのはこれです)

・助成内容
 飯南町内に住宅を新築、改築、購入する際、金融機関から借入をした場合、借入金利子額の一部を助成します。上限50万円。
・対象
 飯南町に定住する意思がある満45歳以下の者 (UIターン者にあっては、満65歳以下の者)

●飯南町空き家バンク(地域資源情報バンク)

 平成28年1月現在、賃貸物件、売却物件、あわせて95軒の登録があります。
 飯南町定住支援センターホームページで情報公開中。見学等は随時対応可能ですので、まずはご相談ください。

・空き家バンク利用の流れ
1.飯南町定住支援センターホームページ(左記)から利用申込書をダウンロード。
2.記入の上、定住支援センターまでお送りください。
3.興味のある物件、見学したい物件を、相談の上ご案内いたします。
4.実際に入居したい物件が決まったら、所有者との調整を行います。

その他の応援情報

●空き家改修助成金(※空き家所有者向けの助成金です)

・助成内容
 飯南町に定住する意思がある満45歳以下の者 (UIターン者にあっては、満65歳以下の者)

●空き家片付け助成金(※空き家所有者向けの助成金です)

・助成内容
 UIターン者が居住するために空き家内の残存家具等の片付けを行った場合、片付け費用の一部を助成します。
 片付け費用の半額、上限5万円まで。

お問い合わせ

飯南町 定住支援センター
TEL: 0854-76-2214
http://iinan-teiju.jp

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