しまね田舎ツーリズムとは、農山漁村での生活体験を通じて、島根県の自然や風土、文化に触れてもらうとともに、地方の人との交流を楽しんでもらう取り組みです。今回は益田市の海辺にある「三也の家」を紹介します。

海辺の古民家でくつろぐ

  益田市にある田舎ツーリズムの施設「三也の家」は、海辺の小さな集落にある古民家の宿。オーナーである天明一郎さんの奥さんの実家で、3年前から空き家になっていたところを改修。4月から11月まで営業している。

 国道9号線から日本海に下りる道すがらに「三也の家」はある。江戸時代に建てられた長屋門をくぐると、大きな平屋の古民家に着いた。表の縁側に座ると、日常あまり気に留めることのない鳥の鳴き声や風の音などが聞こえる。開放感に浸っていると「海に散歩へ行きましょう」と天明さん。日本海に落ちる夕日が美しいと話す。近くに土田海岸、北浜があり、運がよければビーチを一人占めも。

 また、宿を拠点として益田市や浜田市へも遊びに行ける。「何もないですが、静かにゆったり過ごせるところです」と天明さんは話す。島根の夏をゆったり過ごすことができる宿となっている。

妻の実家を民泊施設に。

オーナーの天明さん。

近くに土田海岸と北浜があり、どちらも美しい浜辺。

三也の家(みつやのいえ)

益田市土田町536
e-mail mitsuyahouse@gmail.com
期間:4月~11月
料金:食事なし・ドミトリー1人2500円

体験メニュー

海辺の集落散策

美しい浜辺で、釣りや夏は海水浴なども。
夕刻は日本海に沈む夕日が見られる。

『しまね田舎ツーリズム』の詳細はこちら

https://www.oideyo-shimane.jp/

まずは島根の農山漁村で田舎体験をして
自然の中で人と触れ合い、島根を感じてください。

しまねUIターン情報誌 BeanS vol.62