生き方改革

東京での暮らしに一区切り
生き方・暮らしを変えたかった

 俣野彰一さんは東京でグラフィックデザイナーを、由紀さんは大手外食企業の仕事に携わっていた。彰一さんが60歳を超え仕事の区切りがついたこと、長男が自立したことで、この先の夫婦2人の生活を見直すこととなった。
 その頃、彰一さんが病気を患っていたため、ストレスをなくすことを最優先に。そして今後何をしたいかを話し合い「生き方を変えよう」と、思い切って田舎暮らしをするために移住することを決めた。

俣野夫妻の移活

アンテナショップで情報収集
イベントにも足を運ぶ

 まずは東京にある各自治体のアンテナショップへ行き、資料やパンフレット収集を行った。1年間はインターネットや雑誌等で移住に向けての妄想を膨らませ、次の2年間でより具体的に候補地選びに専念した。俣野夫婦は阪神淡路大震災と東日本大震災を経験していることから、災害の少ない土地が良かった。そこで西日本をターゲットに、しまねUターンIターンフェアを含む移住関連イベントに出かけた。古代史が好きな彰一さんの目に留まったのが神話の聖地「島根」だった。

俣野夫妻の 移住ストーリー

case01

悩み期の暮らし

  • 悩み01第二の人生について
    考えはじめていた
    彰一さんの病気のことが心配だった由紀さん。仕事がひと段落ついたことで、セカンドライフについて考えはじめた。
  • 悩み02都会暮らしや天災…
    ストレスが溜まっていた
    2度の大きな震災に遭ったことから、のんびりした田舎暮らしに憧れていた。ストレスのない暮らしがしたかった。

case01

移住の決め手

「神話が根付く土地に魅力を感じた

  • 01出雲神話の地に
    魅せられた
    2人の趣味は神社巡り。島根の出雲地方は出雲神話の舞台で太古からの歴史があり、古い神社がたくさんあることがとても魅力的だった。
  • 02お試し暮らし体験施設で
    暮らしやすさを体感
    雲南市にあるお試し暮らし体験施設で1週間暮らした。米、魚、肉など食材がとてもおいしく、暮らしやすいと感じた。※現在、雲南市にお試し暮らし体験施設はありません。

生き方改革

二人の夢「ブックカフェ」
近日オープン!

空き家バンクで物件を見つけ、古い町屋を改装。夢だったペット(猫)との生活も実現し、夫婦でブックカフェの開業に向けて準備中。彰一さんはオブジェなどアート制作を、由紀さんはケーキやジャムなどをつくりながら、のんびり田舎生活を楽しんでいる。

生き方改革

俣野ご夫妻が利用した制度

お試し暮らし体験施設

実際に短期間滞在し、その地域での暮らしぶりや人々との関わりを体験するための施設です。
「田舎で暮らしてみたいけど、いきなり生活するのはちょっと不安…」
という方は、まずはお試し暮らし体験施設をご利用ください。
※詳細は施設を担当する各市町村で異なります。
詳しくは各市町村の担当課までご確認ください。

詳しくはサイトをチェック!!
くらしまねっと お試し暮らし体験施設