島根ダイハツ販売株式会社の求人情報

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卸売業、小売業(島根県 松江市)

1953年の創業以来、島根県民にとって無くてはならないカーライフを支えてきた島根ダイハツ販売株式会社(以下、島根ダイハツ)。県内11店舗のネットワークを持ち、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ工業)の正規ディーラーとして、地域密着型のサービスを強みに、新車・中古車販売とアフターフォロー、車検・点検、一般整備などを通して利用客との信頼関係を築いています。

また、島根ダイハツでは自動車販売ディーラーの枠に留まらず、社会貢献活動にも注力。各種イベント開催や安全運転講座の実施など、地域の方により愛されるブランドを目指し、努力を重ねています。さらに、島根県を訪れる観光客向けのカーシェアリングサービスを立ち上げるなど、複数の交通手段をひとつのサービスで完結させるMaaS(マース/Mobility as a Serviceの略称)事業への参入を見据えた、新たな挑戦も始まっています。

今回取材に伺ったのは、松江市黒田町にある島根ダイハツ黒田店です。ショールームを訪れると、お客さまとの活気あふれる商談の光景が広がり、スタッフの笑顔と明るい声が響いていました。

今、自動車業界は車両電動化やAIによる自動運転技術の進化など、大きな変革期を迎えています。車両の発展は人々の移動の概念を大きく変え、カーライフそのものを一変させる可能性を秘めているといっても過言ではありません。自動車業界が刻々と変化している中、ディーラーとしての立ち位置やお客さまとの向き合い方なども変わってきているのでしょうか?
管理統括部次長の角田孝幸さんに、そうした業界の背景も含め、お話を伺いました。

Q.自動車業界の技術革新に伴い、現場ではどんな変化が起きていますか?

車両機能が複雑化したことにより、お客さまへご提案する際には、より広く専門的な知識が求められるようになってきました。整備面においても、従来の機械的な作業から電子制御システムの診断や修理へ移行しており、これまでとは違う分野の高度な技術が必要とされる時代になってきましたね。

営業においても、整備においても、これまでとは異なるスキルが求められているそう。しかし、島根ダイハツが大切にしている基本理念は変わらないと角田次長は続けます。

車というハードウェアがいくら進化しても、「お客さまが使いやすく維持しやすい自動車を提供する」という基本理念は変わりません。ダイハツ工業は自動車を単なる移動手段ではなく、お客さまの生活を豊かにするパートナーだと定義しています。子育て世代向けには、大開口のドアを実現したミラクルオープンドアや、運転席を大きくスライドし後席側からウォークスルーで乗降できるロングスライドなどの子育てをサポートする機能や安全性が充実した車種を、シニア層向けには乗り降りしやすい車種を提案するなど、お客さまの多様なニーズに合わせて、きめ細やかに対応していくことが肝要だと考えています。

いかに技術が進んでも、お客様に寄り添うことの重要性は変わりません。島根ダイハツでは地域に根ざした企業No.1を目指し、自動車を通じた社会貢献活動にも力を入れています。

Q.地域貢献活動の具体的な取り組みを教えてください。

高齢者向けの安全運転講座の実施など、交通安全の啓発活動に力を入れています。
また、女子サッカーチーム「ディオッサ出雲F.C.」の移動車両の提供や、地元プロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」のオフィシャルパートナーとしての支援、子ども向けサッカー教室の開催など、地域のスポーツ振興にも取り組ませていただいています。

昨今、地方の課題としてよく取り上げられるもののひとつに、公共交通機関の不足があります。これは島根県も例外ではなく、学生や高齢者を中心とした地元住民の移動手段確保が急務となっています。また、生活面だけでなく観光についても同様で、最近は観光地である出雲大社周辺においても、移動手段の不便さが課題となっています。
島根ダイハツでは、これらの解決の一助となるべく、観光客向けに交通の利便性を向上させる取り組みを開始しました。

出雲大社の目と鼻の先にある老舗旅館・竹野屋旅館さまと連携させていただき、旅館の駐車場にカーシェアリングステーションを設置し、観光客が気軽に周辺観光地を巡ることができる環境を整えました。さらに、一畑電鉄の雲州平田駅周辺や、JR木次駅前にもステーションを設け、鉄道と自動車を組み合わせた新たな移動モデルを提案しています。

公共交通機関とカーシェアを組み合わせ、公共交通機関の時間に縛られにくい探索ができるようになることで、観光スポットや観光情報で知られる店舗だけでなく、周辺の隠れた名所や地元の店舗へ足を運ぶことで生まれる交流を通して、地域活性化につなげていきたい想いもあるそうで、カーシェアの枠を超えた相乗効果が期待されています。

将来的には、地方における移動手段の改善を目指しており、MaaS事業への展開も視野に入れています。しかし、当面は地域貢献の形で地盤を固めていきたい意向です。まずは目の前の課題解決を最優先に考えています。

竹野屋旅館とのカーシェアプロジェクトは、角田次長がSNSで見かけた東京から出雲への鉄道旅の動画がきっかけとなり、企画から実現へ進んだそう。
特にステーション設置については粘り強い交渉が必要になり、とても苦労した…と笑う角田次長ですが、その言葉には「地域社会に貢献したい」という強い想いが込められていました。

Q.どのような職場を目指していますか?

社会環境が大きく変化していますが、私たちもその変化に対応し成長し続けていかなければなりません。
当社では、「企業は社員一人ひとりの成長の集積である」という考えのもと、社員間のコミュニケーションを活発にし、成長機会を積極的に提供することで、より良い企業へと発展させていく所存です。

事務のみならず、営業や整備、カーシェアリングなどを企画する部署と、さまざまな場面で多くの女性社員が活躍しているのも、島根ダイハツの特徴の一つです。
また、UIターン者が多いのも特徴なのだとか。県外で得られた経験に基づく多様な価値観が交わることで、活気あふれる職場になっているそう。

Q.入社後のキャリアステップについて教えてください。

営業職の場合、新規の提案営業や、自分が受け持ったお客様へのアフターフォローなどを行う直販営業、あるいは弊社と取引のある業販取引店さまへ足を運び、ダイハツ車の提案をして拡販していく業販営業があり、まずはお客さまや業販取引店さまとの信頼関係を結び、保っていくことから始めていただきます。次のステップとして、営業リーダーや店長などのマネジメントを行うポジション、更に経験を積むことで、営業統括や本部での企画戦略立案など、より高いポジションへの道も拓けます。

整備職の場合、ステップアップを目指すなら資格取得が必須となっています。段階を追って上級資格にチャレンジできるようサポートし、国家資格の取得費用も会社が負担するなど、安心してスキルアップに取り組める体制を整えています。整備のプロフェッショナルとしての活躍はもちろん、整備士を育成するトレーナーとしてのキャリアパスも描くことができます。

Q.どんな人材を求めていますか?

変化を恐れず、新しいことに積極的にチャレンジできる方を求めています。先ほど申し上げたように、自動車業界は大きな変革期を迎えていますが、その変化を楽しみ、共に新しい価値を創造していける方に来ていただきたいですね。

Q.島根ダイハツを検討している方へメッセージをお願いします。

当社は自動車販売だけでなく、新規事業の創出にも力を入れています。多様な事業展開の中で、一人ひとりのスキルや経験をベースに活躍いただける場を提供します。
新しいことに挑戦したいという意欲をお持ちの方は、ぜひ一度会社見学にお越しください。社員との交流を通して、島根ダイハツの雰囲気を直接感じていただきたいと思います。

人材を要に据え、一人ひとりの社員の成長こそ企業を作っていくと考える島根ダイハツ。そんな企業の姿に魅せられて入社した社員3名にもお話を伺いました。

まずは、サービス部兼採用担当サービストレーナーの係長、岩淺(いわあさ)優佑さん。広島県からのUターンで入社された岩淺係長ですが、実は前職もダイハツ工業の正規ディーラーだと言います。

Q.広島県でのご経験と、入社のきっかけを教えてください。

ダイハツ広島販売に就職し、整備士として8年勤務していました。様々な経験をし、整備士としても、社会人としても大きく成長させてもらいましたね。
島根県にUターンすることを決め、転職先を考えた時に、ダイハツは社員同士のフラットな関係性や仕事に対する熱意など、自分の価値観にフィットする職場だと感じていたこと、培ってきた整備士としてのスキルや経験、取得した資格も存分に活かせることから、島根ダイハツを志望しました。

Q.島根ダイハツではどんな業務をしていますか?

現在のメイン業務は、若手整備士の育成と資格取得に向けた指導・サポートです。トレーナーとして講義を行うこともあれば、研修や勉強会の講師兼ファシリテーターを務めることもあります。技術指導を通じて若手のスキルアップを支援しており、全国のダイハツグループで実施される『整備コンクール』に向けて、若手整備士に伴走するのも私の役割です。

Q.仕事のやりがいをどこに感じますか?

後進の成長と活躍を目の当たりにしたときですね。
先日、中国地区の整備コンクールで、当社が数十年ぶりに優勝しました。その時のメンバーは、私が指導してきた若手整備士でした。選手とトレーナーとしてタッグを組んで大会に臨み、最終的に1位を獲得できたことは、指導者として大きな喜びでした。

岩淺係長は「テクニカルサービスマイスター」という、全国のダイハツグループでも数人しか取得していない高度な整備士資格を持つ上級整備士でもあります。そこで整備士としてのやりがいもお聞きしてみました。

整備士は営業とは違い、お客さまとの直接的なやり取りは少ないですが、不具合のヒアリングや整備内容の説明など、コミュニケーションは不可欠です。お客さまと会話を重ねることで信頼を獲得し、「ありがとう。お願いしてよかった」という言葉がいただけたとき、整備士としての大きなやりがいを感じます。

Q.Uターンのきっかけは何でしたか?

結婚して子どもが産まれたことがきっかけでした。妻も島根県出身なのですが、『子どもを育てやすい環境』を考えたときに、夫婦の意見が一致し、Uターンすることを決めました。
周囲のサポートが得られる環境に恵まれ、とても充実した毎日を送れています。特に私たち夫婦の両親の存在が大きく、育児の悩みを相談するなど、精神面でも支えてもらっています。
子どもの送り迎えや食事の準備など、物理的なサポートはもちろん、身近に子育ての先輩がいることは心強く感じますね。

実家が近く、子どものことを安心して任せられる環境があることは、精神的にも大きな支えになっているという岩淺係長。普段仕事に打ち込む分、オフの日はご家族との時間を大切にしていると言います。

子どもと一緒に野球チームに通い、練習や試合観戦など、家族でスポーツを楽しむことがオフの定番ですね。仕事とプライベートのバランスは、今がベストだと感じています。家族との時間や趣味の時間が充実しているからこそ、明日も仕事を頑張ろうという気持ちになります。

Q.最後に求職者の方へメッセージをお願いします。

島根県は人との繋がりが深く、暮らしやすい地域です。特に島根ダイハツは地域密着型の企業なので、車を通じて地元の方々と交流を深めることもできると思います。
風通しの良いアットホームな職場で、チームワークを大切にし、お互いを尊重し合いながら仕事に取り組んでいます。ぜひ一度島根ダイハツに足を運んで、職場の雰囲気を感じていただければと思います。

続いて、松江市出身の上村志穂さんと能海織子さんにお話を伺いました。
実は大学の先輩後輩だったという間柄のお二人。学生時代は接点がなかったそうですが、島根ダイハツで同僚となってから、同じ大学という共通点もあって親しい仲になったそう。

上村さんは新車営業に6年、能海さんは中古車営業に5年従事しており、日々来店するお客様への対応に邁進しています。

Q.入社のきっかけを教えてください。

実家が自動車整備工場を営んでいるのですが、実は父も島根ダイハツの出身です。幼少の頃から自動車修理の様子を見て育ったので、自動車関連の仕事やダイハツブランドに興味を持ったのは、ごく自然なことでした。
さらに、短大時代に経験したアルバイトで、お客さまとコミュニケーションさせていただくことが楽しく、印象的だったことから、島根ダイハツの営業職を志望しました。

就職活動中、職場見学した際に、島根ダイハツの社員の方々が本当に楽しそうに働いている姿を見て、直感的に「ここに入りたい」と思ったのがきっかけですね。
車には詳しくなかったのですが、人と接することが好きなので、お客さまとのコミュニケーションを大切にする島根ダイハツの企業文化に共感したことも大きな理由です。

入社してみると社員同士の仲が良く、アットホームな雰囲気で、「自分の選択は間違っていなかった」と、能海さんも上村さんも胸を張って答えてくれました。

Q.現在の業務内容を教えてください。

新車営業は主にショールームへ来られたお客さま対応が中心になります。ニーズをじっくりとお聞きし、最適なプランをご提案することでダイハツ車の魅力を伝え、お客さま一人ひとりのカーライフに合った1台をご提案しています。

中古車の場合も同様で、ネットや展示車を見て興味を持ってくださったお客さまへの対応が中心です。先輩社員と共に、お客さまへのご提案や商談を行っています。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、先輩方から多くのことを教えていただいています。

「つい先日も、お子さま連れで来店された方から嬉しいプレゼントをもらったんです」と、かわいいイラスト付きのメッセージを見せてくれた上村さん。そのエピソードと満面の笑顔から、営業として、というよりお客様の良き友人であろうと、コミュニケーションを心から楽しんでいる様子が伝わってきます。

Q.仕事を楽しく感じるポイントは?

この仕事において何よりも大切なのは、お客さまとの信頼関係を築くことだと考えています。だからこそ、お客さまから「このお店に能海さんがいるから」とご指名をいただいて、最終的に成約へ結びついた時は本当に嬉しいですね。

同年代の女性社員が多いので、仕事だけでなくプライベートでも仲良くできています。部署全体での飲み会などもありますが、女性スタッフだけで食事に行くことも多いです。同僚との良好な人間関係が、私のモチベーションアップにつながっています。

また、上村さん曰く「性別に関わらず社員一人ひとりの能力を評価し、活躍できる環境が整っていることも仕事を楽しめるポイントにつながっている」とのこと。同時に女性社員のことをしっかりと考えてくれる職場だというエピソードも教えてくれました。

先日、社歴10年目の先輩女性社員が管理職研修を受講したと聞いて、「私たちもそのうち、キャリアアップの機会があるのかも!?」と仲間内で話題になりました。

出産・育児を経て復帰された先輩が、以前と同じポジションで活躍している姿を見て、私も将来が楽しみになりました。会社が女性のキャリアアップを応援していることを感じます。

Q.島根ダイハツを検討している方へメッセージをお願いします。

自動車販売ディーラーと聞くと男性中心の職場と思われるかもしれませんが、島根ダイハツは営業スタッフの約30%が女性です。たとえ車のことをよく知らなくても、入社後に必要な知識はしっかり学ぶことができます。

島根ダイハツはワークライフバランスが非常に良い会社です。実際、残業も少なく定時で帰ることがほとんどですので、仕事とプライベートのメリハリをつけて働きたい方には、ぴったりの職場だと思います。

最後に上村さん、能海さんから声をそろえて「ダイハツ車を愛し、共に働く仲間を待っています!」と温かいメッセージをいただきました。

今回の取材を通して、温かい人間関係が築かれ、風通し良く働きやすい職場ということが伝わってきた島根ダイハツ。インタビューの合間に社員の皆さんを眺めると、肩の力を抜いて自然体で仕事に取り組んでいる姿が印象的でした。

自動車業界に興味がある方、人と深く関わる仕事がしたい方、そして地域社会に貢献したい方にとって、島根ダイハツはやりがいのある職場と言えそうです。
もし少しでも興味を持たれたなら、島根ダイハツへ見学の連絡を。活気あふれる笑顔があなたを出迎えてくれることでしょう。

(2024年12月取材)

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