なかむら とくぞう・ひろこ

中村 徳三・廣子さん

  • 年齢

    徳三さん65歳、廣子さん61歳

  • 移住前

    埼玉県

  • 現住所

    松江市

  • 家族構成

    夫婦2人暮らし

  • 趣味

    農業

  • 仕事

    農業(自営)

中村徳三さん
UIターンの流れ UIターンの流れ

産業体験中の暮らし

業  種

農業(受入先:個人農家/松江市)

住まい

持家(産業体験時に家を購入し、現在も居住)

期  間

2000年11月~2001年10月

生活拠点

松江市

地域活動

自治会、夏祭り、文化祭などの活動に積極的に参加

産業体験のきっかけは?

就農することについては、家族に相談し、理解を得ていました。移住候補の1つであった松江市を実際に訪れたときに「産業体験」の情報を知ったこともあり、松江で就農する決心をしました。

体験中の困りごとは?

冬季の積雪が予想よりも多く除雪が大変でした。現地に来て生活してみなければ分からない事もあると痛感しました。適応する力が必要だと感じました。

学んだこと・役に立ったこと

産業体験では農業について実践的に学びました。生産だけでなくJAへの納入、販売方法等についても学び、農業をする上でとても大きな経験となっています。

今だから言える○○

農作物の育て方だけでなく、実際に農業をする上で直面する課題である鳥獣被害対策など、様々な角度から勉強しておくべきでした。

現在の暮らし

出荷前のキウイ

出荷前のキウイ

廣子さん作の真多呂人形。自宅で教室も開いている

廣子さん作の真多呂人形。
自宅で教室も開いている。

生活の様子

夏は朝6時から前日に収穫した作物を出荷し、その後は畑で収穫作業を行います。また、15時以降は翌日の出荷に向けた準備をします。冬も草刈りや見回りなどを行い、一年中畑に出て大好きな農業をしています。

生活のスケジュールグラフ

仕事に対する満足度

夫婦ともども仕事にも暮らしにも満足していますが、鳥獣被害は想定以上に大変です。収入は予想より少なく、子育て世代で農業で独立を考えている方は、大きな規模で展開する覚悟が必要だと思います。

交流・コミュニケーション

自治会活動が熱心な地域で、産業体験時からいろいろな地域活動に積極的に参加していました。もともと開拓地で移住者が多い土地なので、よそ者に対する閉鎖感もなく住民全体で交流しながら暮らしています。

将来の展望

のどかな風景が気に入っています

今後もこの場所に住み続けたいし、農業も続ける予定です。のどかで起伏がある風景に憧れがあり、とても良い場所で気に入っています。

観光農園にしたい

果樹が安定して収穫できるようになったら、観光農園として発展させ、多くの人に農園や農業の楽しさを知ってもらいたいです。また、安定して収益があげられる体制が整えば、将来的に次世代に引き継いでいきたいです。

自宅裏に広がる果樹園
強い信念で臨む

本人が仕事に対して「やりたい」という強い思いを持つことが一番大事です。そのためにも、産業体験前に事前準備は入念にしておくべきです。行けばなんとかなるだろうという気持ちでは絶対に苦労すると思います。

産業体験を成功させるポイント