Beansしまね
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地域の良いモノを掘り起こし
郷土が生んだ美術品を発信

安来市の山間地にひっそり佇む加納美術館。河井寛次郎ら島根ゆかりの作家や備前焼、名碗、小野竹喬・池田遙邨の日本画を企画展で公開。また、恒久平和を願った画家・加納莞蕾の作品と資料が常設展示されている。

加納美術館に隣接する「レストランやまさや」が平成28年2月にオープンした。加納美術館がある布部地区は山深く食事処がないため、美術館に来館された方が食事を楽しみながら、ゆっくり過ごせる場所となっている。そこに石原勝さんが料理人として東京からUターンしてきた。

「料理人としての20年の積み重ねがここで生かされています。田舎の味付けに一苦労しているようですが…」と話すのは、美術館の理事長兼レストランのオーナーである加納二郎さん。レストランやまさやがコミュニティの場となるよう地域の活性化も図っている。

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「やまさや」の料理長として店を切り盛りしている。

家族との時間を大切にし、
料理長としてチャレンジ!

「『地元に戻りたい』と周囲にもらしていたことから、タイミングよく『やまさや』の料理人募集の話が舞い込んできました」と話すのは、東京からUターンしてきた石原勝さん。東京では洋食店の料理人として働く傍ら、音楽活動も行い、充実した日々を送っていた。しかし結婚して子どもが生まれたことを機に、将来を考えるようになった。

「東京での料理人の仕事は忙しすぎて、家族に何もしてあげられない状況でした。妻と『子育ては田舎でしたい』と話をしていたので、早めに地元に戻りたい思いが強くありました」と石原さんは話す。

「やまさや」での仕事は、これまでとは違い、料理長として一人で仕入れからメニュー決め、もちろん調理も行う。責任は大きいが「何事も挑戦です」と意欲的だ。これからは地元に貢献できるよう、多くの人が気軽に訪れる店にしたいと言う。 また定休日には妻や子どもの送り迎えや、実家へ遊びに行くなど、家族との時間も大事にしている。

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石原勝さんの Profile

奥出雲町出身。高校卒業後、上京し洋食店へ就職する。音楽活動をメインとしながら、バイトで料理人を続ける。結婚を機に、料理人として本格的に仕事に励み、平成28年4月に家族と一緒に安来市にUターン。

タイムスケジュール

  • 6:00 起床

  • 8:30 出勤 (家から歩いて3分!) ・仕事

  • 18:00 夜の営業は予約 のみ。早く帰れたときは 子どもと遊ぶ。

  • 0:00 就寝

私のプライベートタイム

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休日は子どもを保育園へ送り迎えするパパ。

企業からみた島根の「イイね!」

 加納美術館は文化の発信地であると同時に、地元の人が地域を誇りに思うよう、郷土の文化を見直し掘り起こさなければならない。そして「やまさや」は美術館の食事処だけでなく地域のコミュニティの拠点として活用できる場所。人口が減る田舎というマイナスをプラスにするよう、さまざまなことにチャレンジしていける。

公益財団法人 加納美術館振興財団

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島根県安来市広瀬町布部345-27 TEL.0854-36-0880 (兼レストランやまさや)

石原さんが暮らす安来市

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安来市はこんなまち

◆歴史・文化・産業・自然、好奇心をくすぐるものがあふれるまち安来!
◆山陰山陽一帯に巨大な勢力を築いた戦国大名尼子氏の本拠地として栄えた歴史
◆どじょうすくいで有名な民謡安来節などの文化
◆世界的なシェアを有する高級特殊鋼を中心とした産業
◆庭園や横山大観の絵画で有名な足立美術館、備前焼で有名な加納美術館などの観光地
◆県内有数の農業地帯として恵みをもたらす肥よくな平野
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安来市役所 政策推進部 定住企画課(定住サポートセンター)の皆さん