Shimane Life Style10 島根県に移住する11の理由 進学

移住者インタビュー 「島留学」の3年間で、自分と、仲間を見つける。

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移住者インタビュー 「島留学」の3年間で、自分と、仲間を見つける。

都会ではなく、地方で学び、暮らす高校生活。
田舎だからこそ地域と連携した学びに溢れている。
これからの時代に大切な、生きる力が身につく「しまね留学」の魅力を紹介。

Interview 移住者インタビュー

私という個性に出会ってゆく
旅の舞台に離島の高校を選んだ。
「島留学」の3年間で、自分と、仲間を見つける。

坂口大和さん

鈴木彩加さん

千葉県勝浦市出身。地元中学を卒業後、島根県立隠岐島前高校に2020年度から島留学。部活はバスケットボール部と地域国際交流部とを兼部。寮生活を楽しみながら地域での活動にも積極的に参加し、島ならではの交流を満喫中。

しまね留学

「しまね留学」とは、県外に住んでいる意欲ある中学生が、島根県の高校へ入学し、充実した3年間の高校生活を送ること。なんと、毎年約200人の中学生が県外から入学し、寮などで生活をしている。東京や大阪などでの高校説明会の開催も積極的で、この10年で県外からの入学者数は約3.5倍。

豊かな自然文化に恵まれた環境はもちろん、特色ある教育活動によってコミュニケーション能力、協働力などこれからの社会で必要な多くの力を身に着けることができると、しまね留学への関心は高まっている。

寮や下宿で暮らしながらの勉強や部活動。授業を通じて地域の方との出逢いもある。獲れたての野菜の味を教えてくれる農家さんもいれば、都会から移住してきたIT企業の方もいる。高校時代に多様な生き方に触れることで将来の自分が見えてくるかもしれない。

フィールドワーク

「地域課題解決型学習」という授業を耳にしたことはあるだろうか。少子高齢化、空き家や医療問題など地方は課題先進地。生徒自ら関心のあるテーマを設定し、解決に向けて小さなアクションを重ねることは主体性や探究性を育てるうえで重要だ。
千葉県から津和野高校に入学した鈴木元太さんは、竹を活用したプロジェクトに取り組み、地域に関わる学びを深めたいと東京大学に進学した。「授業でも関心のあるテーマについて研究を進めながら、放課後や休日には、コーディネーターさんに地域の方を紹介してもらって竹林保全活動やイベント企画などに取り組みました。

役場や林業の皆さんと一緒に活動することで、景観や生態系への影響などより深く考えることができました。こんなに多くの人との出会いがあると思わなかった。いつか津和野に恩返しをしたいです」と語る鈴木さん。学校と地域と連携して、生徒の学びを支える取り組みを県全体で推進している。

ルーツしまね

「島根で高校時代を過ごした後、大学進学を機に島根から離れる人ももちろんいる。いろんな選択肢があっていい。ただ、せっかくのしまねとの縁を大切にしてほしい。」そう話すのは「ルーツしまね」のメンバーの田坂日菜子さん。「ルーツしまね」とは、高校卒業後の若者が島根とつながりつづけるためのコミュニティ。

県内出身はもちろん、しまね留学の卒業生も参加し、平成31年から参加した人数は約500名超。島根、大阪、東京を拠点にして、島根にルーツを持つ若者がつながり、様々なプロジェクトに挑戦している。年末年始に東京から島根に帰省する貸し切りバスを企画したり、高校生向けのオンラインでの相談会を開催したり。しまね留学でつながった縁は、卒業後も続いていきます。

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